寝たのに疲れている......専門家が指摘する4つの原因とは?
体内時計は狂っていないか
「脳内にある体内時計は体の生理機能のリズムを司っています」とフィリップ・ボーリュー医師は言う。ほとんどの人の体内時計は正しく機能している。だが時計が狂わないように適切なシグナルを与える必要がある。具体的には起床時間を守ることだ。そうすれば就寝時間もこれに伴って決まる。毎朝同じ時間に起きること。起きたら体を動かし、光を浴びて覚醒シグナルを強める。逆に夕方には光量も刺激も減らして体に眠る時間が近づいたことを知らせる。そうすれば体内時計は狂わない。
眠れないときには
夜中に目が覚め、なかなか寝付けないと、色々な考えが頭に浮かぶ。「そのような状態になると気がたかぶって神経がぴりぴりしてきます。つまり、眠るのとは真逆の状態です。だからゆったりと構えて警戒心を緩めましょう」 具体的には、時計を見て睡眠時間が足りないと気をもんだりしない。それよりも読書でもしてみよう。そのうち眠くなってくるはずだ。もちろん、寝られない状態が常態化して生活に支障が出るレベルになったら、専門家に相談するべきだ。
text: Carla Buonavia (madame.lefigaro.fr)