「強い覚悟を持って…」肌で感じたい“能登” なすびさんが災害ボランティアを続けるワケ
北陸放送
今週、NEWSDIGの担当が注目したのは「懸賞生活の経験が生きる…タレントなすびさんの災害ボランティア」という記事です。これは9月に2回シリーズで配信した記事です。 【画像】能登へのメッセージを語るなすびさん 震災から10か月、現地ではまだまだボランティア需要が高い状態が続いています。かつて、テレビ番組の「懸賞生活」企画で一躍有名になったタレントのなすびさんが災害ボランティアとして全国の被災地で活動しています。 なすびさんは、能登半島地震の被災地にも何度も赴いていて、8月には県の観光大使に就任しています。 ■なすびさんが災害ボランティアを続けるワケ 発信力のあるなすびさんが来ていただくのはすごくありがたいのですが、そもそも、なすびさんはなぜ石川県でも活動しているのでしょうか。 福島県出身のなすびさんは、「東日本大震災でお世話になった恩返しをしたい。困ったときにはお互い様で困っている人がいたら手をさしのべる」として全国の被災地を回っています。以前はバラエティ番組での「懸賞だけで生活する」という企画で人気を得たなすびさんですが、この時の経験が被災者とのやりとりに役立ったと話します。 なすびさんは「冷たいおにぎりや菓子パンばかりで辛い」と話す被災者に「懸賞生活の時はドッグフードを食べてました」というと「俺らはお前よりましなのか」と話すのでちょっとでも皆さんの心のストレスを和らげることに役立ったのかなと話しています。 取材後も、なすびさんは「現状を自分の肌で感じたい」と9月に起きた能登豪雨の後にも再び現地に入りボランティア活動を続けています。 「能登半島を応援したい」と活動を続けるなすびさんに話を伺いました。 ■9月の豪雨後も災害ボランティアに…能登への想いを語る なすびさん「石川県観光大使のなすびです。このたび9月下旬に能登半島を襲った集中豪雨により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。今年元日の能登半島地震からの復旧・復興の半ばで、更なる被害が出てしまったことに、大変心を痛めております」