【植え付け準備はOK?】春植え球根植物「夏の開花が楽しみ!」育てやすくて美しい花<厳選4つ>
春がやってきました! この春は今咲いているお花を楽しみながら、夏のガーデニングの仕込みに球根を植えてみませんか? 【写真1枚目/全5枚】アマリリスの大輪の花「もっと知りたい!育てやすい春植え球根植物」2枚目以降の写真で紹介します!お庭をほったらかしがちの人もトライしてみて 春植えの球根は基本的に成長が速く、豪華な花を咲かせるものが多いのが魅力。生育初期に必要な養分をもともと持っている球根は、実は手間がかからず栽培が簡単なんです! ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「春植え球根植物」
・アマリリス ・ゼフィランサス ・ダリア ・クルクマ 今回は、夏以降の花咲く日が楽しみなる春植え球根のおすすめ4選を、参考価格とともに紹介していきます。ガーデニング初心者さんや、忙しくてお庭をほったらかしにしがちな人も、ぜひトライ! いずれ花を咲かせる日を楽しみに育ててみましょう。
植え付け適期はもうすぐ!「春植え球根4選」
●大輪の花を咲かせたい! アマリリス ・学名:Hippeastrum ・科名・属名:ヒガンバナ科アマリリス属 すっと立つ茎に美しい大輪の花を咲かせるアマリリス。子供の頃童謡を口ずさんだことがある方も多いはず。鉢植えや花壇、切り花など身近なところで目にすることが多い花でしょう。 球根を選ぶ際には、ずっしりと重くツヤツヤしているものを選びましょう。1つの鉢に1球植えるのが基本。開花したとき花の重みで倒れないように、駄温鉢や陶器製などのどっしりした鉢に植えつけましょう。 花を早く楽しみたい方や育苗期間を短くしたい方などは、芽出し球根や既に蕾がついている苗を買うという手も。 ※参考価格:600円前後(1球) ●丈夫で植えっぱなしOKの優等生! ゼフィランサス ・学名:Zephyranthes ・科名:ヒガンバナ科 花の少なくなりがちな夏に庭を彩ってくれるゼフィランサス。白い花を咲かせるタマスダレとピンクの花のサフランモドキがよく見られますが、中には鮮やかなオレンジなどの花色もあります。 英語「レインリリー」とも呼ばれ、その名の通り雨の後に花を咲かせます。周期的な降雨による水分で球根内で作られる花芽が急速に大きくなり、いっせいに花を咲かせる性質があります。 分球してよくふえるため、花壇や芝生の縁取りなどに群植するのがオススメ。1輪の花もちは数日間ですが、次々と新しい花茎が出てくるので、密植すると夏から秋にかけて何回も花を楽しむことができます。 4~5年は植えっぱなしにできるのも嬉しいポイントです。 ※参考価格:50~100円前後(1球) ●カラフルでデコラティブ! ダリア ・学名:Dahlia ・科名属名:キク科テンジクボタン属 明るい太陽の光が似合うダリア。カラーバリエーションが豊富でカラフル。花の形も一重咲きや変化咲き、大輪種から小輪種まで非常に沢山の品種があります。なかにはチョコレートの香りがするユニークなものも。 ダリアの球根は芽が出にくいため、球根に芽がついているものを選びましょう。品種によってさまざまな形がありますが、大きさと品質のよさは必ずしも関係しません。 丈夫で育てやすいため、ガーデニングに不慣れな方にもおすすめ。上手に育てると、何度も開花を楽しむことが可能です。 ※参考価格:300~1000円前後(1球) ●暑さに強く、ユニークな花姿で存在感抜群! クルクマ ・学名:Curcuma petiolata ・科名属名:ショウガ科ウコン属 トーチのような形のボリューミーな花を咲かせるクルクマ。白やピンクの花びらに見える部分は苞で、本来の花は苞の間に隠れるように目立たず咲きます。 地植えがオススメですが、芽が出るまでの間は5~6号鉢に1球ずつ植えてできるだけ高温を保てるようにすると、初期生育がよくなります。 日当たりのよい場所への植え付けが適しています。強い日差しにもびくともせず元気に育ち、花を次々と咲かせるので夏の花壇の主役になってくれることでしょう。 ※参考価格:200円前後(1球)
まとめ
今まさに咲きつつある花に目を奪われてしまいがちですが、ちょっぴり先、初夏から秋にかけて花ひらく様子を思い浮かべながら球根を選ぶのも楽しいですよ。 春植え球根は植えっぱなしでも数年間は開花するものが多く、夏の植栽の主役としても大活躍してくれるものばかり。可憐で優雅な花は切り花としても楽しめます。 うまく管理すれば植えっぱなしで数年間咲いてくれるものも。好きなお花と長いお付き合いができたらステキですね!
LIMO編集部