Creepy Nuts&Number_i&新しい学校のリーダーズ、国境越え魅了するJ-POP 新時代の幕開け
“より多くの人に届けたい”想いからの世界への挑戦
Number_iは、世界最大級の音楽フェス・アメリカの「コーチェラ・フェスティバル」に出演。現地リハーサルへの密着、独占インタビューを通じ、世界への一歩を踏み出した3人の挑戦を映す。 「守りに入ったことをやっても――もっと振り切りたい」と語る平野紫耀。“人生で一番と言っていいほどアウェーな環境”と岸優太が表現したステージだが、エレクトロミュージック、HIP HOPなど幅広い音楽性を取り入れて表現した彼らの楽曲は、海外の人々の心を掴んだ。 番組内では「コーチェラ・フェスティバル」の詳細と規模について解説され、このフェスで日本人アーティストが活躍することの凄みを伝える。 国内の人気にとどまらず、世界に挑み、果敢に行動するNumber_i。アイドル路線から一線を画した各楽曲の音像や歌唱、ダンス、様々な想い、姿、言葉が、あらゆる角度から収められている。 インタビューのシーンで岸優太は「僕たちを知ってくれる第一歩として――」し、神宮寺勇太は「とにかく自分たちの好きな音楽を出していきたい」と述べている。 平野紫耀が言葉にする「もっと振り切りたい」という想いは、 “より多くの人に届けたい”というメンバーそれぞれの「世界への挑戦」という果敢な精神を顕在化させるような印象を抱かせてくれる。 レポートを経て観られる「コーチェラ・フェスティバル」で爪痕を残した彼らのステージングは、より一層深みのあるものとして心に響くのではないだろうか。
世界に降臨、新しい学校のリーダーズ
番組は、新しい学校のリーダーズのワールドツアーにも同行。アメリカやメキシコをはじめ世界で、強烈な個性と存在感を光らせ、日本トップクラスの人気を誇る秘密に迫っている。 ヒット曲「オトナブルー」がTikTokで33億回再生を記録されたことに触れ、メキシコでの大盛況のライブ映像が映し出される。 新しい学校のリーダーズは、世界26都市をまわるワールドツアーを敢行。メンバーの衣装を真似たり、日本語の歌詞を覚えて歌うその国々のファンの姿が見られ、彼女たちがどれだけ多くの国や地域で熱烈に支持されているかが伝わってくる。 新しい学校のリーダーズは何故、これほどまでに海外のファンを熱狂させるか。番組ではそれを、ライブやステージ外での各面、ファンとの交流などから、人気の具体性を克明に示す。 特に、ある一人の熱烈なファンの数々の言葉や、ライブに足を運んだり衣装を自作することがレポートされるなど、新しい学校のリーダーズの魅力を具体的に伝えられる場面は印象的だ。 ここでは“推し活”が、海外では別の表現で呼称され、多くの人々が“好きなアーティストなどを積極的に推している”という点も取り上げている。日本のカルチャーが海外に普及した象徴とも捉えられるシーンだ。 さらに、プロデューサー・中川悠介氏の「日本の中でどうふざけて、面白くはみ出していくかみたいなのがテーマだった――」という主題について、本人からその想いの内実が語られる。ここでは“どういった理由で” 新しい学校のリーダーズが成功したかというある種の“答え”に触れることができるかもしれない。 下積み時代の様子や2017年の貴重なライブ映像――初期衝動から現在、世界で邁進するライブ映像まで――を含むレポートにより、現在の新しい学校のリーダーズの活躍がさらにビビッドかつディープに映るのではないだろうか。