文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦千葉県大会 千葉市立小中台小が連覇 中学校の部は渋谷幕張中V
文部科学大臣杯第20回小・中学校将棋団体戦(日本将棋連盟、産経新聞社主催)の千葉県大会が23日、千葉市中央区の市立弁天小で行われた。1チーム3人で、小学校の部7チーム、中学校の部15チームが参加。いずれも上位3チームが県代表に決まり、来月25日の東日本大会へ出場する。 総当たり戦で行われた小学校の部では、千葉市立小中台小(6年鈴木那由大さん、4年鈴木零さん、4年岸真一郎さん)が連覇を果たした。 鈴木那由大さんは「仲間が早く勝ってくれて、いつも通りの将棋が指せた」と顔をほころばせた。鈴木零さんは「緊張したけど楽しかった」と振り返り、岸さんは「去年は東京のチームに負けて悔しい思いをしたので、今度は勝ちたい」とリベンジを誓った。 ほかに、成田市立向台小、千葉大学教育学部付属小が県代表となり、東日本大会への出場を決めた。 中学校の部では、私立渋谷教育学園幕張中(3年黒河内嶺己さん、3年菊池椋介さん、2年佐藤大樹さん)が優勝した。 黒河内さんは「時間をうまく使って試合を運べた」と笑顔。菊池さんは「知っている人も多かったが、勝ち切れてよかった。東日本大会までにもっと力をつけていきたい」、佐藤さんは「強い相手と戦えて自分の成長につながった」と話した。このほか、千葉大学教育学部付属中と私立市川中が県代表に決まった。 ◇大会会場では初心者クラスも出場した。小学生の20チームと中学生の22チームが参加し、将棋盤に向かった。