愛知ダービーで三遠ネオフェニックスがFE名古屋に快勝
新加入の吉井やヌワバら躍動
プロバスケットボールBリーグの県内の4チームが、トーナメント方式で優勝を争う「AICHI CENTRAL CUP2024」が7日、開幕した。第2試合で三遠ネオフェニックスがファイティングイーグルス名古屋を94対60で破り、8日の決勝戦に進んだ。相手はシーホース三河。 三遠は新加入で日本代表の吉井裕鷹のほか、日本デビュー戦で元NBA選手のヌワバ、帰化選手のニカがスタメンに名を連ねた。前半は三遠が次々と3点シュートを決め、52対32で折り返した。後半の第3クォーター(Q)は相手の攻勢を許したが、第4Qは湧川颯斗らの活躍で再び突き放した。最優秀賞(MIP)にはヌワバが選ばれた。 大野篤史HCは「特にディフェンスが足と体を使ってできていて良かった」と評価した。一方「オフェンスはもっと必要。シーズンでこのまま勝てるかと言えば勝てない。コミュニケーションはまだまだ伸びしろがある」とさらなる奮起に期待した。 新加入の吉井については「どうしても取りたくて4年越しで獲得した選手。ディフェンスは言うことない。オフェンスはまだまだできると思うので、輝ける場所はどこなのかを探っていきたい」と語った。 吉井は「勝利につながるプレーができたが、ディフェンス、オフェンスともにもう少しできたなと感じる。3点シュートやアシストを決め、速いバスケをできるようにしていきたい」と振り返った。 シーホース三河は名古屋ドルフィンズを73対60で下した。決勝は8日午後3時から。
東愛知新聞社