街裏ぴんく R-1優勝から半年で給料は8倍アップ「バイトしなくていいように」念願の初ツアー開催決定
3月にピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ 2024」を制覇したお笑い芸人・街裏ぴんくが、10都市を巡る初の独演会ツアー「信じてもらえない男」(10月11日、沖縄・Output。ほか大阪、東京など)を開催することが3日、分かった。この日、街裏がデイリースポーツの取材に応じ、その思いやR-1優勝から半年経過した現在の「ギャラ事情」などを明かした。 ツアー開催は夢だったといい、「めっちゃうれしい。R-1で知ってくれた人もいるだろうし、元々好きだった人には『待たせたな』と。胸を張ってまわれる」と思いを口にした。 これまでの独演会は東京と大阪のみで開催することがほとんど。ネタについては「まわったことがない都市がほとんどなのでベストなネタプラス新作って感じになる」とし、「東京、大阪はいつもやってるから新ネタがメインになるだろうし。都市によって漫談の取り合わせが変わる」とした。 その上でR-1も制した得意の「うそ漫談」だけで構成すると説明。「1発目のツアーで『信じてもらえない男』ってタイトルにさしてもらったのもあるし『僕ってどういう男なんだろう』ってなった時にこのタイトルにしたんで、まずは自分の一番の持ち味を全て出せたら」と力を込めた。 5月の独演会ではR-1の優勝賞金500万円も入金されず、メディア露出が増えた一方、ライブに出られなくなったことから「給料は下がった」と明かしていた。そこから4カ月経過し「状況はよくなった」という。「2カ月くらい前に優勝賞金も入って、アルバイトもしなくていいようになった」と明かし、R-1優勝前から現時点で給料は「8倍くらい」上がったと告白。「R-1ドリーム」をつかんだ。 バラエティーや演技の仕事も増えているが、あくまで主軸は漫談。「芸人を始めたのは本当にネタをやりたいからっていうところがあって、幸い僕の場合はそれが変わってない。やっぱり漫談が一番好きなんですよね」と愛を語る。「一番自分が魅力的に映るのは漫談だっていうのも自負がありますし、がっつりかますんで、僕のことを好きな人、そしてちょっとでも気になってる人は足を運んでもらって、かまされてほしい」。