“りんご園豪雪対策本部”を設置 「早く園地の雪下ろしを」
青森朝日放送
大雪に伴うリンゴ園の対応についてです。 【青森県りんご協会 内山国仁会長】 「被害を最小限に抑える、これ以上広げないという意味で、今回対策本部を設置いたしました」 この大雪に伴って、青森県りんご協会は8日、“りんご園豪雪対策本部”を立ち上げました。生産者の危機意識を高めることが目的で、2013年以来3回目の設置となります。 生産者からはリンゴの木の枝が折れたり、幹が倒れる被害が多数報告されているということです。 リンゴの木が雪の被害に遭うと、収量が低下するほか、折れた裂け目を放っておくことで病気が発生する可能性もあります。 県りんご協会では、園地へ消雪剤を散布するといった対策を呼び掛けています。 【青森県りんご協会 内山国仁会長】 「皆さん、今年生活圏の除排雪で大変だと思いますけども、何とか自分の生活を守るという意味でも、できるだけ早く園地の方に出て行って、まずは雪下ろしということをしてもらいたいと思います」 また、協会では市町村に対し、リンゴ園に入る農道の除雪をできるだけ早く進めるよう要望しています。