セブン-イレブン12月度売上、平均日販2000年以降で過去最高、人の動きが活発になり既存店ベースで客数前年比1.2%増、アイスクリーム、冷凍食品など好調
セブン&アイ・ホールディングスは1月10日、2023年12月度セブンイレブンの売上状況、商品動向を公表した。それによると、12月の平均日販は2000年以降で過去最高となり、客数も昨年を上回ったという。 【画像】「7プレミアム ワッフルコーン いちごミルク」「EASE UP 肉うどん」
2023年12月度は、全国的に雨が少なく、例年に比べて気温が高かったこともあり、人の動きが活発だったとしている。年末のイベントは、多様な過ごし方のニーズを取り込み、クリスマス期間についてもセブン-イレブン限定販売の酒が伸長するなど堅調に推移した。 2023年12月の既存店売上は前年比0.6%増、全店売上は前年比1.1%増となった。既存店ベースの客数は前年比1.2%増、客単価は0.6%減となった。
〈商品動向のポイント〉
◆アイスクリーム 人気商品「セブンプレミアム ワッフルコーン」の新商品や、ハーゲンダッツ ジャパンとの共同開発商品等のオリジナル商品が貢献し、売上が伸長した。12月28日から1月3日まで実施した「対象のアイスクリーム値引きセール」販促が後押しし、分類の売上を押し上げた。 ◆冷凍食品 例年に比べると気温は高かったものの、最低気温の低下に伴って、「EASE UP 肉うどん」など煮込みたての美味しさが楽しめる「銀鍋商品」が好評だった。12月24日から1月5日に実施した「対象のセブンプレミアムのお惣菜・冷凍食品を一度に2個買うと30円引き」販促も奏功し、売上を牽引した。
食品産業新聞社
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