ポーラ、高知県産ゆずの未利用部分をボディソープに: 地域と連携した「アップサイクル」目指す
■地域に眠る宝の価値を見出せば地域経済の活性化にも
ポーラの重住久美子プロダクトリーダーは、トラックにうずたかく積み上げられた「さのう」から、「ゆずの香りの中で美しさの可能性に満ち溢れていると感じた」と振り返る。 久保課長は、今回のポーラの取り組みについて、「これまで活用できるとまったく思っていなかった部分に新たな価値があることに気づいた。今後、『さのう』が新たな商品に活用されていくことで、地域の生産者の生活や経済にも良い影響が出るだろう」と期待を込める。 ポーラの挑戦はまだまだ続く。 重住プロダクトリーダーは、「日本中の地域に眠る宝を日々、探し続けている」と明かす。 「続けていくことに意義のあるブランドなので、第3弾も考えている」(重住プロダクトリーダー)