錦織は2回戦で敗退、チチパスに連勝ならず [ロレックス上海マスターズ／テニス]

「ロレックス上海マスターズ」（中国・上海）の2回戦で敗れた錦織圭（ユニクロ）（Getty Images）

　ATPツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」（ATP1000／中国・上海／10月2～13日／賞金総額1029万8535ドル／ハードコートの男子シングルス2回戦で、元世界ランク4位の錦織圭（ユニクロ）は第10シードのステファノス・チチパス（ギリシャ）に6-7(6) 4-6で敗れた。試合時間は1時間45分。 ～ロレックス上海マスターズで初戦を突破した第10シードのチチパス選手～ 　シード勢は1回戦がBYEで免除されており、チチパスはこの試合が初戦だった。 　同大会に6年ぶり8度目（2010年の予選敗退を含む）の出場となった34歳の錦織は、2011年に自己最高のベスト4をマーク。前回プレーした2018年は第8シードから2試合を勝ち上がり、準々決勝でロジャー・フェデラー（スイス）に4-6 6-7(4)で敗れていた。 　この結果でチチパスは、錦織との対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。今シーズンは8月にモントリオール（ATP1000／ハードコート）の2回戦で顔を合わせ、錦織が6-4 6-4で勝っていた。 　ワイルドカード（主催者推薦枠）を受け取り今大会に参戦した錦織は、1回戦でマリアーノ・ナボーネ（アルゼンチン）を3-6 6-4 6-3で破って勝ち上がっていた。 　股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール（チャレンジャー75／ハードコート）で優勝を飾ったあと7月のアトランタ（ATP250／ハードコート）で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えていた。 　2024年シーズンの錦織はパリ五輪（フランス・パリ／クレーコート）とデビスカップを含む10大会で合計19試合（シングルス）を戦い、11勝8敗の戦績で今大会を迎えていた。 　チチパスは次のラウンドで、アレクサンドル・ミュレー（フランス）と対戦する。ミュレーは2回戦で、第18シードのフェリックス・オジェ アリアシム（カナダ）を6-3 6-2で下して勝ち上がった。