1軍でも輝けるか…ヤクルト、ファームで躍動している選手(6)わずか1試合で“即2軍落ち”に
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格に向けては二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が必須。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは、今季ファームで躍動している東京ヤクルトスワローズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月16日時点)
柴田大地
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/94kg ・生年月日:1997年11月7日 ・経歴:日体荏原高 - 日本体育大 - 日本通運 ・ドラフト:2021年ドラフト3位 力強い速球が魅力の柴田大地。今季は二軍で成績を向上させているが、一軍では実力を発揮できていない。 日本通運時代に最速156キロの速球派右腕として注目を集め、2021年ドラフト3位で東京ヤクルトスワローズに入団。 ルーキーイヤーに一軍マウンドを経験するも、デビュー戦は1回5失点(自責点1)とほろ苦い登板に。同年はシーズンの大半をファームで過ごした。 翌2023年は、二軍で40試合登板、防御率5.59と低調な数字に終わり、一軍登板なしに終わるなど悔しいシーズンとなった。 プロ3年目の今季は開幕から二軍で好投を続け、5月に一軍昇格。しかし、同月5日の中日戦では2回1安打2四球1失点と結果を残せず、翌日に二軍降格。以降はファーム暮らしが続いている。 それでも、ファームではここまで36試合に登板し、1勝1敗、防御率2.45をマークしている。プロ3年目を迎えているだけに、そろそろ一軍で存在感を示していきたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部