耐えられる...?年末年始は“風呂キャンセル界隈”が急増!4人に1人が「3日間シャワーを浴びない」ことが英調査で明らかに
家でのんびり過ごす時間が多くなり、気がついたらお風呂に入るのを忘れてしまうことも少なくない年末年始。さらに若者の間では、“風呂キャンセル界隈”というお風呂やシャワーに入らない人を指す言葉も広がっている。先日、イギリスのあるメディアが報道したところによると、クリスマスから新年にかけてお風呂に入らない人が多いことが明らかとなった。 【写真】お風呂時間を充実させる、インバス&アウトバス新作アイテム10選
風呂キャンセル界隈は世界共通!?
先日、イギリスのメディア『Daily Star』が発表した調査によると、クリスマスから新年にかけては、シャワーを浴びない人が多いことが明らかに。4人に1人が少なくとも3日間はシャワーを浴びないと回答しており、イギリス人の半数がクリスマスのときの下着を数日間着用するという。さらに、パジャマも1日以上着続けており、55%の人は少なくとも24時間はパジャマを着替えないとの結果に。 またイギリス人の5分の1が、クリスマスから新年にかけての5日間は外出を控えると答え、22%の人はクリスマス以降の人付き合いを避けてテレビの前で過ごすのを好むとのこと。加えて大半の人は、クリスマスが終わると料理を作らず、2日間の朝食~夕食をクリスマスの残り物で凌ぐという。 「Sky」と「NOW」が16歳以上の英国人2,001人を対象に行った調査によると、半数以上が、すでに一度以上観たお気に入りの作品をもう一度観る予定だという。 国民の約3分の2が、クリスマスから新年にかけての一番の楽しみはお気に入りのテレビ番組を観ることだと回答しており、調査対象者の間で最も人気があった作品には、映画『ハリー・ポッター』シリーズ、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』、ドラマ『ギャング・オブ・ロンドン』などが選ばれているとのこと。
シャワーを浴びる・浴びない論争が起きたことも
2021年にはセレブたちの間でも、毎日シャワーを浴びる・浴びない論争が話題に。俳優のダックス・シェパードのポッドキャスト番組『Armchair Expert』に出演したアシュトン・カッチャー&ミラ・クニス夫妻は、「目で汚れが確認できたら洗えばいい」と子どもたちを頻繁にお風呂に入れていないことを告白。さらにアシュトン自身も、毎日脇の下とデリケートゾーンを洗うだけで、それ以外の体は洗わないと明かしている。 またダックスと妻のクリステン・ベルは、娘たちをお風呂に入れるタイミングを決めるのに“足の匂いテスト”を頼りにしていることを明かしており、ジェイク・ギレンホールは入浴は「あまり必要ない」と発言。多くのセレブが頻繁にお風呂に入っていないことを明かす一方で、ドウェイン・ジョンソンは1日に3回もシャワーを浴びていると明かし、注目を集めた。 2021年にハーバード大学医学大学院が発表した調査によると、アメリカでは約3分の2、オーストラリアでは80%以上が毎日シャワーを浴びており、中国では約半数の人が週に2回しか入浴しないと回答しているとのこと。ハーバード大学医学大学院は、入浴やシャワーの頻度が国によって大きく異なるのは、健康という面ではなく習慣や社会規範の問題からではないかとつづっている。
毎日のシャワーや入浴がもたらす健康面への影響
ハーバード大学医学大学院によると、正常で健康な皮膚は皮脂と善玉菌やその他の微生物のバランスを保っているため、洗ったり擦ったり、さらに熱いお湯を浴びることによって取り除かれてしまうという。 その結果、肌が乾燥することによって炎症を起こし、痒みを伴ったり、殺菌効果のある石鹸は正常なバクテリアを殺してしまう可能性もあるとのこと。 理想的な頻度というものはなく、専門家によると汗っかきであったり、頻繁にシャワーを浴びなければいけない理由がある場合を除いて、ほとんどの人は週に数回のシャワーで十分であるという。
Harper's BAZAAR JP