【ロジータ記念】伏兵ローリエフレイバーが叩き合い制し重賞2勝目
第35回ロジータ記念(13日、川崎11R、地方交流、S1 、サラ3歳、牝馬、オープン、定量、ダ左2100m、1着賞金2200万円、晴れ)野畑凌騎乗で8番人気のローリエフレイバーが、SⅠ2勝目を飾った。外枠から好スタートを決めて2番手を追走。2周目3コーナーで仕掛けられると直線半ばで1番人気のミスカッレーラをかわし、追いすがる2番人気ポルラノーチェ(北海道)をクビ差振り切った。タイム2分20秒0(良)。次走は優先出走権を獲得した東京シンデレラマイル(12月30日、大井、SⅢ、ダ1600メートル)を予定している。 ■ローリエフレイバー 父マジェスティックウォリアー、母マヒナズヒル、母の父ネオユニヴァース。栗毛の牝3歳。大井・月岡健二厩舎所属。北海道浦河町・丸幸小林牧場の生産馬で、馬主は尾田信夫氏。戦績11戦5勝。獲得賞金6193万円。重賞は2023年SⅠ東京2歳優駿牝馬に次ぐ2勝目。ロジータ記念は月岡健二調教師、野畑凌騎手ともに初勝利。 ◆野畑凌騎手(ローリエフレイバー1着)「しっかり仕上がっていたし、リラックスして走れていた。最後に併せたときに勝負根性を出してくれた」 ◆月岡健調教師(同)「この距離では結果が出ていなかったけど、内枠でマークされることが多かったので外枠はいいと思っていた。落ち着きが出てきたし、成長を感じる」 ◆落合玄騎手(ポルラノーチェ2着)「勢いがあったし、かわせる感じだったけど、相手もしぶとかった。通ったところの差かな」 ◆御神本訓騎手(ミスカッレーラ3着)「いい感じで運べたけど、最後は脚が上がった、適距離ではないなかで頑張ってくれた」 ◆町田直騎手(エレノーラ4着)「前走は掛かったけど、今回はペースが遅いなかでも差してきたし、いいレースができた」 ◆吉原寛騎手(リケアマロン5着)「状態の良さと、いい位置が取れたことで上位にきたけど、盛岡のときと同じように左回りに違和感があった