大分国際車いすマラソンで190人力走 パリパラメダリストが男女V
第43回大分国際車いすマラソン(大分県など主催)が17日、大分市で開かれ、海外12カ国からの参加者を含む14~98歳の190人が晩秋の大分路を駆け抜けた。 【写真】女子マラソンで優勝したカテリーヌ・デブルナー選手=大分市、高嶋健撮影 世界で初めて車いす単独の国際大会として1981年に始まり、世界的規模の大会となった。レースは障害の程度によってクラス分けされた男女のマラソン、ハーフマラソンがある。 最も障害が軽いクラスのマラソン(42.195キロ)では、男子がパリ・パラリンピック銀で中国の金華(ジンホァ)選手(25)が1時間18分31秒で初優勝した。女子はパリ・パラ金メダリスト、スイスのカテリーヌ・デブルナー選手(29)が1時間36分49秒で大会2連覇を果たした。日本勢は、鈴木朋樹選手(30)が男子2位、土田和歌子選手(50)が女子3位に入った。(高嶋健)
朝日新聞社