【韓国】ロシア派遣の北朝鮮軍の死傷者発生の「詳細を確認中」情報当局
韓国のCIAにあたる「国家情報院(NIS)」が24日、ロシア軍に派遣された北朝鮮軍に死傷者が出たという情報を確認中であると24日、韓国の聯合ニュースが報じた。韓国当局が北朝鮮兵の死傷者に関する情報を公式に確認したのは初めてという。 報道によると、NISは「北朝鮮軍に死傷者が発生したという具体的な情報があって詳細を確認中」と明かした。また「最近、外信からは北朝鮮軍の死傷者が発生したという主張があったが、韓国情報当局が関連情報を公式に確認したのは初めて」と伝えた。 また聯合ニュースは「前日、米国の軍事専門メディア・グローバルディフェンスコーポレーションが『ウクライナは20日、巡航ミサイルでロシアのクルスク地域を攻撃し、北朝鮮軍500人が死亡した』と報道した。ただ、情報の出所や根拠は示さなかった」とも報じた。 北朝鮮兵をめぐっては、ロシアと交戦するウクライナのゼレンスキー大統領が11月上旬、北朝鮮兵と交戦し、死者が出ていると語ったことも伝えられている。