【ベストナイン】中日・細川成也、現役ドラフトから初受賞、日本一のDeNAからは捕手の山本祐大1人だけが選出
日本野球機構は25日、セ・パ両リーグのベストナイン賞を発表した。レギュラーシーズン3位から日本一に輝いたDeNAからは山本祐大捕手の1人だけが選ばれ、7年目で初受賞となった。中日から唯一選ばれた細川成也外野手は8年目で初選出。現役ドラフト経験者では初受賞となった。 今季、打てる捕手として飛躍した山本はシーズン終盤の9月に死球を受けて、右尺骨を骨折。ソフトバンクとの日本シリーズにはベンチ入りするも出場はかなわなかった。細川は2023年にDeNAから現役ドラフトで中日に入ると、本塁打が出にくいバンテリンドームで2年連続20本塁打をマークした。 セ・リーグは球団別で巨人とヤクルトが最多の3人。パ・リーグではリーグ制覇を果たしたソフトバンクから最多となる6人が選出された。今季メジャーから復帰した有原航平が8年目で初、日本代表「侍ジャパン」にも選ばれた栗原陵矢も10年目で初の受賞となった。 受賞者は次の通り。 【セ・リーグ】 ▽投手 菅野智之(巨人=5度目) ▽捕手 山本祐大(DeNA=初) ▽一塁手 岡本和真(巨人=初、三塁手で1回) ▽二塁手 吉川尚輝(巨人=初) ▽三塁手 村上宗隆(ヤクルト=3度目、一塁手で1回) ▽遊撃手 長岡秀樹(ヤクルト=初) ▽外野手 サンタナ(ヤクルト=初)、細川成也(中日=初)、近本光司(阪神=4度目) 【パ・リーグ】 ▽投手 有原航平(ソフトバンク=初) ▽捕手 佐藤都志也(ロッテ=初) ▽一塁手 山川穂高(ソフトバンク=4度目) ▽二塁手 小深田大翔(楽天=初) ▽三塁手 栗原陵矢(ソフトバンク=初) ▽遊撃手 今宮健太(ソフトバンク=4度目) ▽外野手 辰己涼介(楽天=初)、近藤健介(ソフトバンク=3度目、指名打者で2回)、周東佑京(ソフトバンク=初) ▽ベストDH レイエス(日本ハム=初)
中日スポーツ