日本製鉄東海REXは初戦敗退 3年目左腕の吉川大翔が8回2/3を1失点「絶対的なエースに…」
◇第49回社会人野球日本選手権1回戦 日本製鉄東海REX0―1三菱重工East(2024年11月3日 京セラD) 3大会ぶり出場の日本製鉄東海REXは、今夏の都市対抗を制した三菱重工Eastに0―1で惜敗し2005年以来、19年ぶりの初戦突破はならなかった。 敗戦の中で3年目左腕の吉川大翔(ひろと)投手(24)が8回2/3を4安打1失点と力投した。 「3回(の決勝打)は外角を狙ったところが少し甘く入った。(初球を)簡単にストライクを取りにいってしまった」 3回に3安打を集中され1点を失ったが、4回から8回は四球の走者を一人出しただけの無安打投球。「ストレートの強さが持ち味」と話すように、最速148キロに迫る147キロを計測した真っすぐを主体に夏の王者に真っ向勝負を挑み続けた。 鈴木啓友監督も「高いレベルで安定し、試合をつくってくれた。非常にいい投球だった」と称えた。真価が問われる来季4年目に向け、エース左腕は「絶対的なエースにならないと」とさらなる進化とともに2大大会での勝利を求めていく。