注目を集めそうな大規模マンションはどこ? 注目物件や在庫状況など最新市況を不動産アナリストが解説!【2024年3月版】
湘南エリア最高層となる地上29階建て「THE TOWER 湘南辻堂」
次に、今月の注目マンション 「THE TOWER 湘南辻堂」を紹介する。 「THE TOWER 湘南辻堂」は、JR東海道線辻堂駅東口徒歩2分に誕生する湘南エリア最高層となる地上29階建、商業施設との一体型駅直結複合タワーだ。 建物内には、高層棟の5~29階部分に総戸数196戸の分譲マンション、高層棟 1~3階部分および低層棟には商業施設が入る。辻堂駅の東改札から広がるペデストリアンデッキをレジデンスフロアまで延長し駅直結2分となる予定だ。 その注目度は高く、2023年12月1日からの物件エントリー数は東京都内からの約1,000件を含む4,000件超となっている(2024年2月22日時点)。このエリアで、新築タワーレジデンスが分譲されるのは14年ぶりとなる。 辻堂駅からは、東京駅・上野駅方面のJR東海道本線(上野東京ライン)と新宿駅方面のJR湘南新宿ラインの2系統が停車。東京駅までは約50分台、新宿駅までは約60分台と都心とスムーズに結ばれる。 物件の外観、住宅エントランスなどのデザインは、GLAMOROUS co.,ltd. CEO/デザイナー森田恭通氏を起用。緑と海という自然に恵まれた街「辻堂」と共存し、寄り添うようなデザインを提案している。 ライフシーンに合わせ、ワークラウンジやオーナーズラウンジ、ゲストルームなどの共用施設も用意されている。 モデルルームを見学して感じたのが、湘南エリアの眺望価値。辻堂海岸に向かって第一種低層住居専用地域が広がる一戸建て中心の街区。中層階からも海と美しい街並みが広がる。東側には、片瀬江ノ島などの景勝地が、西側には富士山(高層階のみ)。これだけぜいたくな眺望には、早々出会えないだろう。 モデルルームタイプ(18階相当)のリビング・ダイニングの天井高は、約2.5m確保しておりとても開放的。コーナーサッシを採用し空間に広がりを感じる。各居室も柱型がなくスッキリとしたつくりで、アーバンリゾートといった雰囲気だ。 建物2階部分と辻堂駅南口がデッキで結ばれるのも魅力で、辻堂駅北側の開発街区「湘南C-X」には、テラスモール湘南や湘南藤沢徳洲会病院など多くの都市機能が集積。辻堂駅を起点に便利で快適な暮らしがかないそうだ。
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