真正面でぶつかる首位攻防戦 赤坂ドリブンズ VS セガサミーフェニックス シーズン前半の主役が対決/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、12月9日の第1試合に出場する4選手を発表した。リーグ首位の赤坂ドリブンズ、2位のセガサミーフェニックスと、今シーズン前半の主役と言うべき2チームによる直接対決。まもなくシーズンの折り返し地点を迎えるが、好調チーム同士の見応えある勝負が繰り広げられる。 【映像】ドリブンズ VS フェニックス 激アツの首位攻防戦(生中継) 首位・赤坂ドリブンズからは個人5位の鈴木たろう(最高位戦)が出場。Mリーグでは、本来の力を発揮する機会がなかなかなかったが、昨シーズンに1試合での個人最高スコアを記録してから、本来たろうが持っていた得体の知れない神がかった強さも復活。対戦相手を絶望させるような戦いぶりも増えた。チームは+661.5と堂々首位。今日もわがままに打てる状況が整っている。 リーグ2位のセガサミーフェニックスからは、新人ながら個人3位に食い込む竹内元太(最高位戦)が出場。開幕から2連勝した後、しばらくトップから遠ざかったが、前回出場時に久々となる3勝目。再び大きくポイントを伸ばした。バランスタイプの雀士だけに、大崩れもしにくい。こういう選手こそ、ポイントに余裕を持たせた時の手強さは人一倍だ。 上位4チームが3ケタプラスを持つ中、5位のTEAM雷電もじわじわと近づき+44.1まで来た。先発・萩原聖人(連盟)も個人のマイナスは▲26.7で、トップを取って完済すれば、チームも3ケタプラスにいよいよ現実味が出る。今期はレギュラーシーズン突破が絶対にクリアすべき目標だけに、ポイント以上に5位ではなく4位に上がる意味が非常に大きい。 ボーダーラインの6位にいるのがKADOKAWAサクラナイツ。まだシーズンは半分弱しか過ぎていないとはいえ、上位と下位がくっきり分かれる展開の中で、6位というのは上から頭を抑えられ、下から足を引っ張られ、と非常に苦しい立場だ。責任感の強い内川幸太郎(連盟)も、なかなか個人成績が上向かない中、上位が揃った試合ではなおさら負けられない。 【12月9日第1試合】 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人5位 +213.9 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(協会)個人25位 ▲95.2 セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)個人3位 +220.8 TEAM雷電・萩原聖人(連盟)個人21位 ▲26.7 【12月6日終了時点での成績】 1位 赤坂ドリブンズ +661.5(42/96) 2位 セガサミーフェニックス +392.7(42/96) 3位 U-NEXT Pirates +351.2(42/96) 4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +167.5(44/96) 5位 TEAM雷電 +44.1(44/96) 6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲142.6(42/96) 7位 EX風林火山 ▲331.4(44/96) 8位 渋谷ABEMAS ▲516.7(42/96) 9位 BEAST X ▲646.3(42/96) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部