小学校の校長先生はどのくらいお給料をもらっている?具体的な仕事内容はどのようなもの?
小学校の校長先生の仕事内容
小学校の校長先生の仕事は、おもに学校運営に携わる仕事や教職員の管理などがあげられます。これは、学校教育法の第37条にも「校長は、校務をつかさどり、所属職員を監督する」と明記されているためです。 学校運営には教育に関する内容や教職員の人事、施設や設備の管理などがあり、校務内容は多岐にわたります。また、保護者対応や学校の代表として教育委員会、他校との会議に参加したり、PTAの仕事にも参加したりすることもあるようです。そのほかにも災害時の休校の決定や出席簿作成、退学や訓告の懲戒処分などの仕事もあります。 校長先生は生徒と直接触れ合う機会が職員と比べると少ないため、あまり仕事内容がイメージしづらい部分はありますが、学校の最高責任者として重要な仕事を毎日行っています。校長先生との交流を深めるために、給食を生徒と一緒に食べる時間を設ける取り組みを行っている学校もあるようです。
小学校の校長先生の給与月額は45万円程度で、学校運営にかかわる校務を行っている
小学校の校長先生の給与月額は45万円程度とされています。ただし、自治体の教職員給付表で定めてある職務の級と号給によっては、年収は上下する可能性があります。 また、校長先生になるためには、自治体が定める管理職試験に合格しなければいけません。管理職試験の条件は自治体により異なりますが、年齢制限と管理職としての経験年数が問われるケースが多いようです。 仕事内容としては学校運営にかかわる校務全般となり、具体的には教職員の管理や人事、学校の設備管理、教育委員会への出席などがあげられます。学校の最高責任者として、普段からさまざまな校務に従事しているのです。 出典 総務省 e-Stat 政府統計の総合窓口 学校教員統計調査 令和4年度 第1部 高等学校以下の学校及び専修学校,各種学校の部 教員個人調査 小学校 表番号25 給料月額別 職名別 教員構成 総務省 令和4年 地方公務員給与の実態 第5表 職種別職員の平均給与額 1 団体区分別(1) 全地方公共団体―2(254ページ) 総務省 e-Gov法令検索 学校教育法 第四章 小学校 第三十七条 東京都人事委員会 東京都職員給料表 教育職給料表 文部科学省 4-8.管理職選考試験の受験資格(各県市別状況)(令和3年4月1日現在) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部