和歌山パンダの赤ちゃん 来園者に見守られ「よちよち歩き」
和歌山県のアドベンチャーワールドは10日午後、今年8月14日に生まれた雌のジャイアントパンダの赤ちゃんが歩き始めたと発表した。 【拡大写真】今年8月に誕生した時のジャイアントパンダの赤ちゃん
17日には名前が決定、命名セレモニーも
同園によると、午前、午後と20分ほど一般公開されているが、同日午前の公開時、来園者に見守られながらよちよちと歩き始めたという。 同園は「まだよちよち歩きですが、自分の力で前に進めるようになり、これから活発に動き回るようになります」と発表。今月17日には名前が決定し、命名セレモニーが行われる予定となっている。
同園のパンダの赤ちゃんは、出生時の体重が75グラム、全長15.5センチと小さく、最初は自力で母乳を飲むことができなかった。 その後、飼育員が保育器で体温を保ちながら良浜から搾乳したミルクを与え、母親の良浜のもとへ赤ちゃんを戻し母乳を飲むように促すなどし育ててきた。 9月19日には体重が1キロを超え、10月5日には保育器を卒業。11月には乳歯も生えるなどすくすくと成長を続け、10日現在で体重は5765グラム、全長は75センチとなっている。