【医師が回答 冬の毛穴ケア】開き毛穴の原因は? おすすめスキンケア方法を伝授!
空気が乾燥し、気温が低くなるほど増えてくる肌悩み。その原因や対策を専門家である美容皮膚科医・髙瀬聡子先生に伺いながら、おすすめのコスメを提案するこの企画。1回目は「開き」「詰まり」「たるみ」が気になる“冬毛穴”がテーマ。ツルンとなめらかな肌を取り戻して冬をのり切ろう! 【写真】冬の毛穴ケアコスメ9選 ●『ウォブクリニック中目黒』総院長 髙瀬聡子先生 東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学付属病院で皮膚科勤務を経て、2007年、美容皮膚科クリニック『ウォブクリニック中目黒』を開院。メスを使わずに女性の美しさを引き出す安全かつ効果的なアンチエイジング治療を提供。その丁寧で的確なカウンセリングに定評があり、美容のプロやモデル、女優の顧客も多い。本誌をはじめ女性誌や美容専門誌などのほか、テレビなどでも活躍。著書に『いちばんわかるスキンケアの教科書 健康な肌のための新常識』 (講談社)など多数。最新著書『お肌は最強の「バリア」です! ーー美容皮膚科医が伝える、〈病気〉と〈老化〉を防ぐ肌を育てる方法』(晶文社)を上梓したばかり。
30代の深刻な毛穴悩み。発生原因はなに?
30代になって目立ってきた毛穴。しかも、いつものお手入れでは太刀打ちできなくなっている…とお悩みのバイラ世代。 そこで髙瀬先生は、「自分の肌が今どういう状態を見極めること。そのうえで何を足すべきか、あるいは引くべきかを判断することが大切です!」とアドバイス。 「乾燥が激しい冬は、自分が思う以上に肌の中は潤いが足りずにスカスカ状態。ターンオーバーも悪くなって皮脂や汚れが詰まりがちに。さらに、30代は初期老化のタイミング。徐々にコラーゲンやエラスチンといった真皮を構成する成分が減少してハリや弾力が減ってきます。だから、毛穴が目立つのも当然。そこで放置せずに必要なケアを投入することが、老化を遅らせることとなり、5年後、10年後の“予防”となります。 昨今、化粧品のレベルが格段に上がり、安全かつ結果が出るスキンケアがどんどん増えています。自分の肌が求めるアイテムを積極的に使ってスキンケアをもっと楽しんでください」