タイガースの"余剰戦力"に…?阪神、1軍では出番がなさそうな選手(3)タイガース入りもいまだ“1軍昇格なし”
レギュラーシーズンの終盤に差し掛かっている2024年のプロ野球。新規契約可能期間が過ぎ、残りのシーズンに必要な戦力が固まりつつある。その一方で、出場機会に恵まれず、余剰戦力となっている選手も少なくない。ここでは、一軍での出番が少ない阪神タイガースの選手を紹介したい。(※今季成績は9月4日時点)
髙濱祐仁
・投打:右投右打 ・身長/体重:185cm/88kg ・生年月日:1996年8月8日 ・経歴:横浜高 ・ドラフト:2014年ドラフト7位 2022年オフにトレード加入も、新天地では一軍出場がない髙濱祐仁。今季も一軍から声は掛かっていない。 横浜高から2014年ドラフト7位で北海道日本ハムファイターズに入団。プロ入り後は故障もあって育成契約を経験したが、2021年には一塁のレギュラー格となった。 同年は自己最多の107試合に出場し、打率.262(規定未満)、8本塁打、43打点と飛躍を遂げた。 ところが、翌2022年はわずか7試合の出場にとどまるなど、大きく低迷。同年オフに渡邉諒とともに交換トレードで阪神タイガースに移籍した。 新天地では心機一転、外野手登録となった髙濱。しかし昨季は、まさかの一軍出場なしに終わると、移籍2年目の今季も、ファームで57試合出場、打率. 250と目立つ数字は残せていない。 阪神の外野手は、森下翔太や前川右京など若手の存在もあり、一軍ではポジションがほぼない状況。アピールを続け、浮上の足掛かりを掴みたい。
ベースボールチャンネル編集部