【オータムリーグ プレビュー】5勝1敗で5校が並ぶ大混戦から週末の2試合で抜け出せるのはどのチームか?
小川翔矢は得点面で牽引してきたが、9月4日の日本大戦で頭部に相手選手のひじが当たり、脳震盪の症状が見られたため、7日の明治大と8日の筑波大戦で欠場することが濃厚。4年生ガードの西村慶太郎も、開幕前にケガをして離脱しているのも中央大にとっては誤算だ。
チームの現状について荻野大祐コーチは、「瀕死の状態だけど、我慢するしかない。下級生を経験値を上げるために使っているが、新人戦とは違う」と語る。初勝利のカギは、フロントラインがフィジカルな攻防で奮闘することと、9月1日の大東文化大戦で32点と爆発した久岡賢太郎がベンチからチームを勢いつけられるかがに注目したい。
山梨学院大は9月4日の明治大戦で延長の末に1点差の惜敗。U18代表活動中の菅野陸とスヴェトリシック・イゴールを故障で欠いているが、得点源の野溝利一をチームメイトたちがサポートし、開幕当初に比べたら間違いなくタフに戦えるようになっている。白鴎大(7日)、神奈川大(8日)との対戦する今週末、初勝利を目指す。
文:青木崇
青木 崇