【ステイヤーズS】マイネルケレリウス一気の距離延長 奥村武師「新境地を」
<美浦トレセン> マイネルケレリウスは、12着に終わった前走・オクトーバーSから一気の1600メートル延長にチャレンジ。奥村武調教師は「スタミナはあるし、長いところで新境地を開いてほしい。もう一段高いレベルに行っていい。ここは改めて」と巻き返しを期す。 フルールは格上挑戦となるが、2走前にリステッドの札幌日経OP2着と実力は確かだ。上原佑調教師は「長い距離に転じてから安定した走りを見せているし、スタミナはある。前走は(10キロ増で)体に余裕があったのか、少し力んでしまった。中間はとにかく順調。相手は強いが、楽しみはある」と話した。 <栗東トレセン> メイショウブレゲは前々走の京都大賞典で3着と好走。前走・アルゼンチン共和国杯は7着だったが、「流れは向いたけど、内に入ってしまったからね。じりじりと伸びるので、距離は気にしていない」と本田調教師はマラソンレースでさらなる前進を期待する。 ミクソロジーはダイヤモンドS制覇など長距離戦に実績。辻野調教師は「まだ5歳で衰えは感じません。休み前のパフォーマンスを出せるかどうか。長距離では崩れていないし、いい舞台だと思います。この馬らしいところを見せてほしい」と長期休養明け3戦目での変わり身を願った。