大阪府立高校『全校で短期留学』実施の方針 1人10万円補助 オーストラリアやフィリピンなど検討
大阪府教育庁が、府立高校1校あたり20人程度を短期留学させる方針を固めたことが分かりました。
■全府立高校に海外の姉妹校 1校あたり20人程度留学させる案
大阪府教育庁によると、すべての府立高校に海外の姉妹校を設け、1校あたり20人程度を留学させる案をまとめたということです。 ことし大阪・関西万博が開かれるなか、海外の生徒との対面的な交流から実践的な英語力を高める狙いです。
■期間は約10日間、1人あたり10万円補助 残りは自己負担
期間はおよそ10日間、1人あたり10万円を補助して残りは自己負担とします。 来年度からすでに海外の姉妹校を持つ49校で実施し、2027年度中にはすべての高校が姉妹校を持てるようにする予定です。 留学先については、オーストラリアやフィリピンなどが検討されています。 この案を巡っては先月、大阪府の吉村知事が「1府立高校1姉妹校を実現したい」と話し、府教育庁が具体案を検討していました。
関西テレビ