米男子ツアー、秋の陣が終了 来季のシード争いが決着「闘争心が溢れたいい試合だった」
<ザ・RSMクラシック 最終日◇24日◇シーアイランド・リゾートGC シーサイドC(米ジョージア州)◇7005ヤード・パー70> 熱い口づけを交わすマクニ―リー【写真】 米国男子ツアー、フェデックスカップ・フォール最終戦は全日程が終了した。首位タイから出たマーベリック・マクニーリー(米国)が3バーディ・1ボギーの「68」をマーク。トータル16アンダーでツアー初優勝を挙げた。中継したBSJapanext(BS263ch)で解説を務めた佐渡充高、実況の工藤三郎が大会を振り返る。 ◇ 最終日は大混戦となったが、トータル15アンダー・首位タイで先にホールアウトしたのは、アマチュアのルーク・クラントン(米国)と10月の「ZOZOチャンピオンシップ」を優勝したニコラス・エチャバリア(コロンビア)だった。 しかし、最終日を首位タイからスタートしたマクニ―リーが、トータル15アンダーで72ホール目の18番を迎えた。そして、フェアウエイからの2打目をピン1.5メートルへピタリ。バーディーパットを沈め、右拳を握り締めてガッツポーズを決めた。 解説と務めた佐渡は、「本当に最後の最後まで、決着がつくまでハラハラドキドキでした。 マクニ―リーに関しては、142試合目でやっと優勝することができたので、本当に良かったですね」と労った。 「この試合は、予選通過100試合目で切りの良い大会だったのですね。昨年に結婚をして新しい家族に囲まれて、今後また新しいマクニ―リーが見ることができると思います」と期待を込めた。 ポイントランク上位125人を巡る来季シード争いも今週で決着。2位タイに入ったツアー4勝のダニエル・バーガー(米国)が127位から100位にランキングを上げた。実況を務めた工藤は、「プロゴルファーが生活をかけたシビアの戦いを見せてくれた。闘争心が溢れたいい試合だったと思います」と、総括した。 BSJapanextでは今夜9時から「PGAハイライト」を放送(公式アプリでも同時配信)。決勝ラウンド2日間にわたって放送した中継映像、今大会のハイライト映像を1時間に凝縮して振り返る。