【導入】レジ袋が福岡市指定のゴミ袋になる「ふくレジ」 スーパー・コンビニ 市内の930店舗で販売 29日から
FBS福岡放送
こちらは福岡市指定のゴミ袋として使える、10リットルサイズのレジ袋です。福岡市は29日から、袋をコンビニエンスストアなどで販売します。レジ袋をゴミ袋に代えることで、プラスチックゴミの削減を目指します。
25日、福岡市の高島市長が会見で発表したのは、福岡市の指定ゴミ袋として使えるレジ袋「ふくレジ」です。 ■高島市長 「レジ袋なんですが、そのままゴミ出しができる、福岡市の指定のゴミ袋ともなります。」 価格は、容量10リットルで1枚10円と、15リットルで1枚15円の2種類です。袋のデザインを手がけたのは、福岡県出身のアーティスト、イフク カズヒコさんです。 袋はコンビニ店などのレジで会計の際に、1枚単位で買うことができます。 ■高島市長 「レジ袋として使用した後、そのままゴミ出しに出すことができる。」
「ふくレジ」の狙いは「ゴミの減量」です。福岡市によりますと、レジ袋は4年前に有料化されたものの、市では毎年2600トン、2億6000万枚のレジ袋がゴミとして焼却されています。そのため、レジ袋自体をゴミ袋にすることで、ゴミの減量につなげる狙いです。 福岡市は「ふくレジ」の導入で、レジ袋30トンと二酸化炭素排出量100トンの削減を目指します。新たな取り組みについて、街で聞いてみました。 ■街の人 「これだけで全部済むということでしょう。いい取り組みだと思います。一人暮らしだったら弁当以外のものも入るじゃないですか。程よいサイズだから。」 「ふくレジ」は29日から、福岡市内のスーパーマーケット、コンビニエンスストアや薬局あわせて930店舗で販売されます。