「韓日16強の現実が間近」日本の“2位突破”を韓国でも広く報道。マルチゴールの上田綺世を注視「警戒対象第1号だ」【アジア杯】
クリンスマン監督は日本戦を現地視察
一方、韓国メディアの間で評価が分かれたのが久保建英だ。総合メディア『Mydaily』が「“ガンインの親友”日本のエースが生き返り始めた...“幻想的なスルーパス+ボールキープ”で縦横無尽!」と称えれば、スポーツ紙『スポーツソウル』は「輝きはあったが、イ・ガンインほどの“存在感”はまだ」と、各社が“親友”の韓国代表イ・ガンインの名前を挙げて報じている。 そのなかで、「久保建英の攻撃的MF起用は今のところ大きな効果がない」と伝えたサッカー専門メディア『InterFootball』は、「守備が比較的少ないサイドの空間で、左足でフィニッシュしたり、チャンスを創出したりするのが久保の長所だった。だが、森保監督は久保をウイングではなく中央に起用している」と言及。 「もし久保が中央でしかプレーできない選手であれば、このポジションで引き続き起用しなければならないが、ソシエダでもサイドで活躍しているだけに、十分に変化を与えることができる。森保監督は久保を攻撃的MFとして起用しているが、固執になるか、信頼のサッカーになるかは見守るべきだ」と、久保の起用法に触れていた。 なお、韓国代表は日本が勝利したことで、グループEで3位となった場合でも突破が確定。25日にマレーシア代表との第3節に臨むが、同組1位となれば決勝トーナメント1回戦で日本と激突することになる。 韓国を率いるユルゲン・クリンスマン監督は、日本対インドネシアの試合を現地で視察していた。2011年大会以来となる“アジアカップ日韓戦”がベスト16で実現するのか、まずは韓国のグループ最終戦の戦いぶりを見守りたい。 構成●ピッチコミュニケーションズ 参照記事:「イ・ガンインほどの存在感は…」久保建英を韓国紙が“比較評”。その内容は?「出場時間は増えた」【アジア杯】
【関連記事】
- 「彼らが引き分ける前はベスト16だねって」16強で日韓戦実現も。久保建英、韓国代表イ・ガンインとのやり取りを明かす「そういう話はできない感じに」【アジア杯】
- 「日本守備の正体を見た」「優勝候補と言える?」決勝T進出も森保ジャパンの“3戦連続失点”を韓国メディアが注視!「強い違和感が残った」【アジア杯】
- 「日韓戦なら狙い撃ちせよ」久保建英に熱視線を送る韓国メディアではそのパフォーマンスに賛否両論!「日本のブラックホールだ」「上昇傾向が怖い」【アジア杯】
- 「死のシナリオだ!」ラウンド16での“日韓戦濃厚”に中国メディアも興味津々!「恐ろしい激戦になるだろう」【アジア杯】
- 「試練を与えて...」なぜ指揮官は若きGK鈴木彩艶を3戦連続で先発起用した?「経験のある前川を起用する選択肢もあった」【アジア杯】