期待しかない! 浦和レッズ注目の新戦力(4)J3から這い上がった苦労人。小さくてもタフなDF
明治安田J1リーグの2024シーズンは2月23日に開幕を迎える。2023シーズンを4位で終えた浦和レッズは、今冬に期限付き移籍からの復帰も含めて12人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、彼らの中から新天地での活躍が期待される5人を紹介する。
DF:井上黎生人(背番号23) 生年月日:1997年3月9日(26歳) 前所属クラブ:京都サンガF.C. 2023リーグ戦成績:28試合0得点1アシスト 井上黎生人は、浦和レッズの守備の選手層を引き上げる新戦力と言えそうだ。 井上は高校卒業後の2015年にガイナーレ鳥取に加入すると、J3で6シーズンを戦い、2021年にファジアーノ岡山に加入した。J2で1シーズンをレギュラーとして戦うと、翌2022シーズンから京都サンガF.C.に加わり、J1で2シーズンを過ごして、今季から浦和に加入している。 身長は180cmで、センターバックとして大柄ではないが、瞬発力が高く、対人守備やカバーリング能力に不安はない。万能にこなすタイプの選手で、ペア・マティアス・ヘグモ監督としても様々な起用法が考えられるはずだ。 アレクサンダー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンというリーグ屈指のセンターバックを擁する浦和だが、長いシーズンを戦い抜く上で選手層は重要だ。井上は26歳で決して若手ではないが、J1ではまだ3年目で、伸びしろにも期待ができるだろう。
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