トム・ハーディのギャップに萌える 名匠から引く手あまたの英国紳士はブラジリアン柔術の達人&大の愛犬家
「ヴェノム」シリーズ第3弾「ヴェノム ザ・ラストダンス」が、10月25~27日に先行上映(※一部ラージフォーマットにて。詳細は後日発表)、11月1日から全国で封切られる。この公開を記念して、本記事では主演のトム・ハーディにフォーカス。名匠から引く手あまたの英国紳士ハーディを深掘りしていくと、その姿に思わず“ギャップ萌え”してしまうだろう。 【フォトギャラリー】「ヴェノム ザ・ラストダンス」ポスタービジュアル 重厚なドラマからアクションまで幅広い役柄をこなしてきた俳優、トム・ハーディ。そのキャリアはリドリー・スコット監督作「ブラックホーク・ダウン」(2001)から始まった。その後、精力的に役者活動を続け、クリストファー・ノーラン監督作「インセプション」(10)で国際的な知名度を獲得すると、同じくノーラン監督による「ダークナイト ライジング」(12)では強靭な肉体と卓越した知性を持った悪役・ベインを演じ、ノーラン版バットマンシリーズ「ダークナイト3部作」の最後に相応しいヴィランっぷりを発揮してみせた。 また、ジョージ・ミラー監督作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(15)では、荒廃した世界を舞台に独裁者へと立ち向かう元警官の主人公・マックスを熱演。さらに同年公開のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作「レヴェナント 蘇えりし者」ではレオナルド・ディカプリオ演じる主人公と敵対する毛皮ハンター役でアカデミー助演男優賞にノミネートを果たしている。現在は演技派俳優の名を確固たるものとし、一時期は“次期ジェームズ・ボンド候補”としても名が挙がっていた。 ハーディといえば筋骨隆々のイメージがある。実は総合格闘技を扱った映画「ウォーリアー」(11)への出演をきっかけにブラジリアン柔術を習い始め、22年に開催された英国の柔術大会(UMAC ブラジリアン柔術オープン)で優勝し金メダルを獲得している“真の武術家”なのだ。 さらに、大の愛犬家としての一面も知られている。その並々ならぬ“愛”は、動物保護基金へサポーターとして参加したり、保護犬を家族に迎えるほど。また「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のロンドン・ファンスクリーニング・イベントでは愛犬を連れて登場するなど、見た目とは裏腹のギャップにやられる人が続出している。 そんなハーディは「ヴェノム ザ・ラストダンス」でエディ役として“地球外生命体”ヴェノムと3度目のタッグを組むことに。ヴェノムに隠された秘密を知るシンビオートの神“ヌル”からの脅威に立ち向かうことになる。