「楽しみながら節約!」と言う妻は、服を買ってはフリマで売る日々。「元値で売れない」なら意味がないのでは?
新しい洋服を買うと、気分が上がり楽しい気持ちになりますが、購入頻度が高いとお金がかかります。そのため、フリマサービスを利用しながらうまくやりくりしている方もいるかもしれません。 しかし実際のところ、きちんと節約になっているのか疑問をお持ちの方もいるでしょう。 そこで今回は、フリマサービスでの洋服の売却は節約になるのかについて解説します。節約しながらおしゃれを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
フリマサービスでの売却価格の目安
ここでのフリマサービスは、インターネット上で売買するサービスを指します。そのため売却価格は、商品の様態はもちろん、送料も加味して設定することが大切です。 ナイル株式会社が行った「フリマアプリに関するアンケート調査」によると、10代~60代に男女1365人のうち、およそ59.0パーセントがフリマアプリを利用したことがあることが分かりました。 フリマアプリでの年間平均売上金額は「3000円未満」が25.0%、「5000円未満」が21.3%、「1万円未満」が17.0%と続きます。 まずは、出品する際の売却価格の目安を見てみましょう。一般的な価格の決め方は、以下を参考にしてみてください。 ・新品・未使用品:定価の60~80% ・未使用に近い・汚れがない:定価の30~60% ・使用感や汚れが目立つ:定価の20~40% ブランド物や希少価値の高い商品であれば、定価ほどで売れることもありますが、一般的には定価以下で設定するといいでしょう。 また、購入者への配送料は、基本的には出品者が負担するようです。配送料は、商品の大きさや重さによって違います。ほかには、配送に必要な梱包資材が必要です。 配送方法によっては専用の箱が必要な場合もありますが、そうでなければ100円ショップやホームセンターなどでも用意できます。
定価1万円の洋服が定価の50%で売れた場合の収入
ではここで、定価1万円で購入した洋服が定価の50%で売却された場合に得られる費用を計算してみましょう。 定価の50%なので、商品自体は5000円で売れました。商品が売れた際には販売手数料がかかることがほとんどですので、ここでは商品代金の10%の500円を手数料とします。 ほかに、配送料や梱包資材が必要となります。2キログラム薄手の衣類の発送に200円、梱包資材に70円かかったとして計算すると、配送にかかるお金は270円です。 上記から計算すると、定価1万円の洋服をフリマサービスで売却した場合は約4200円の収益になることが分かりました。今回は半額で売れた場合を想定しています。洋服の使用状態によって価格は変わりますので、目安として参考にしてください。