電子部品の製造工場があった土地で土壌・地下水の汚染 周辺の地下水や河川では環境基準の超過なし【岡山・和気町】
岡山県は、JOHNAN(本社:京都府宇治市大久保町)から、岡山県和気町衣笠に所有する土地で、過去に土壌・地下水の汚染があったという届け出があったと発表しました。 岡山県は、周辺への影響を確認するため、昨年12月に地下水・河川・用水路の水質検査をしましたが、環境基準の超過はなかったということです。 届け出があった土地は、和気町衣笠にあり、現在は倉庫として使用していますが、過去に電子部品の製造工場として稼働していたということです。 JOHNANは、平成22年、敷地内の土壌と地下水を自主的に調査した結果、トリクロロエチレン等と鉛が基準を超過しており、平成29年までの間、トリクロロエチレン等の浄化のため、薬剤処理や土壌の掘削除去と地下水の揚水処理を実施。浄化後も、一部でトリクロロエチレン等が基準超過していたということです。 JOHNANは、昨年10月、県の条例に従い、汚染発見時の届け出が必要であったことを認識し、これまでの経緯を備前県民局に相談し、岡山県は、きょう(10日)、この条例に基づいて、届け出を受理したということです。 昨年12月に実施した敷地内の地下水の調査結果も同時に報告があり、トリクロロエチレンと1,2-ジクロロエチレンが、依然基準値を超過しているということです。 岡山県では、この会社に浄化対策計画の作成など、必要な指導を行うことにしています。
RSK山陽放送
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