2025年メジャー開催コース・前年覇者一覧<海外男子>
男子ゴルフのメジャーシーズンは2025年も4月の「マスターズ」で始まる。4大会の開催コースは米国・英国の名門コースぞろい。5月「全米プロ」、6月「全米オープン」、7月「全英オープン」の会場はそれぞれ松山英樹にとって苦い記憶が残る場所だ。 【画像】松山英樹がジュニアレッスン会に参加
オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
マスターズ(4月10日開幕) スコッティ・シェフラー 1934年の初開催から91年目。世界ランキング1位、「パリ五輪」金メダリストのシェフラーが連覇による大会3勝目に挑戦する。昨年は後続に1打差を付けて迎えた最終日に「68」をマークして通算11アンダー。2位のルドビグ・オーベリ(スウェーデン)に4打差をつけて逃げ切った。
クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)
全米プロ(5月15日開幕) ザンダー・シャウフェレ 2017年大会最終日、ジャスティン・トーマスに逆転負けした松山が涙したコース。PGAツアー「ウェルズファーゴ選手権」の開催地としても知られている(トゥルーイスト選手権にリニューアルされた25年はペンシルベニア州のザ・フィラデルフィア・クリケットクラブで実施)。“グリーンマイル”の異名を持つ上がり3ホールが難所。
オークモントCC(ペンシルベニア州)
全米オープン(6月12日開幕) ブライソン・デシャンボー 9年ぶり10回目の開催は大会最多記録を更新。前回2016年大会はダスティン・ジョンソンが、最終ラウンドのホールアウト後に異例の罰打を受けながら悲願のメジャー初タイトルを手にした。予選ラウンドを同じ組でプレーした松山は予選落ち。宮里優作が日本勢最高位の23位で終えた。
ロイヤルポートラッシュ(北アイルランド)
全英オープン(7月17日開幕) ザンダー・シャウフェレ 最古のゴルフトーナメントは6年ぶりに北アイルランドで開催。19年大会はシェーン・ローリーがメジャー初優勝を飾り、アイルランド勢の勝利に会場がわいた。日本勢は当時、8人が出場し稲森佑貴と浅地洋佑が決勝ラウンドに進出。ロリー・マキロイは母国でのタイトル奪還に燃えている。