「Gran Max」（画像提供：ダイハツ工業）

　ダイハツ工業は5日、ダイハツ「グランマックス」、トヨタの「タウンエース」、マツダ「ボンゴ」のトラックタイプのリコールを国土交通省に届け出たと発表しました。 　リコール対象となったのは、2020年9月から2023年12月の間にインドネシアで生産された3車種、2万2616台です。車体にバッテリーを固定するストッパー部分について、開発時の検証が不十分だったため、後方から衝突を受けた際にバッテリーが移動してしまって留め具が外れ、バッテリーが所定の位置から、ずれてしまうおそれがあるということです。 　この不具合は、一連の認証試験の不正問題に伴い再試験をおこなう過程で、不正とは別の不具合として発覚しました。これまでに使用者から事故などの連絡はないということです。 　ダイハツは、「お客様にご心配をおかけして申し訳ございません。交換部品の準備が整い次第ご案内しますので、ご案内が届きましたら販売店にお持ちいただき、なるべく早急に修理させていただきたい」としています。