【ワールドシリーズ第4戦|採点&寸評:ドジャース】WS史上初6試合連続本塁打の大記録を達成したフリーマンは今日も高評価。ブルペンゲームを担った投手たちは…<SLUGGER>
▼投手 【先発】 ベン・カスパリウス 5.0 ブルペンゲームの1番手としてワールドシリーズ初登板。初回はフアン・ソトとアーロン・ジャッジに2四球を与るも無失点で切り抜けた。2回に四球をきっかけに1点を失ったが、大怪我はせずに役割を終えた。 【2番手】 ダニエル・ハドソン 4.0 3回から登板したが制球が定まらず、ジャッジへの死球をきっかけに走者を貯め、1死満塁からアンソニー・ボルピーに満塁ホームランを浴びて大量4失点。不振に陥っていたヤンキース打線を目覚めさせてしまった。 【3番手】 ランドン・ナック 6.5 4イニングのロングリリーフで失点はオースティン・ウェルズに被弾した1失点だけ。ソト、ジャッジ、スタントンはいずれも2打席無安打に抑えるなど期待以上の好投だった。勝ちパターン継投の投手たちを休ませることに成功したのも◎。 【4番手】 ブレント・ハニーウェル 4.0 8回に登板したが、4安打5失点と大炎上。結果的にヤンキースの勝ちパターン継投のリリーバーを温存させることにもつながり、敗戦処理とはいえども残念な結果だった。 <監督> デーブ・ロバーツ 6.0 チャレンジのリクエストが2度とも覆るなど、敗勢の中でも個々のプレーをよく見ていた。敗れはしたものの終盤まで逆転の可能性を残す展開を維持し、しかもブルペン温存にも成功。明日の第5戦に万全の状態で臨む状態に持っていったことは評価できる。 構成●SLUGGER編集部
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