東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値上がり率2位の銘柄はまだまだ上がる!? “業績”と“需給”に期待大【昨日の株価】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年9月26日(木)の騰落率ランキングをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:KOKUSAI ELECTRIC〈6525〉……前日比+435円(+14.26%)/終値3,485円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。この日は前日の米株市場の流れを引き継ぎ半導体関連銘柄全般が上昇していたなか、相対的に割安とみられた同社株が急伸。前日には「経常利益予想コンセンサスが、前週値の48,262百万円から0.8%上昇し、48,638百万円となった」と報じられていた。 2位:TOWA〈6315〉……前日比+740円(+12.42%)/終値6,700円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。上記KOKUSAI ELECTRIC〈6525〉と同様、半導体関連銘柄全般が上昇していたなか、25年3月期の業績が過去最高利益を更新する見通しにもかかわらず、株価が大底圏に位置していた同社に見直し買いが入った模様。足元の株価は出遅れ感が際立っており、さらに今月中旬にはJPモルガン証券が共同保有の形で5%超の大株主に浮上。業績と需給の両面で期待されている。 3位:日東紡〈3110〉……前日比+610円(+10.61%)/終値6,360円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:GENOVA〈9341〉……前日比-82円(-4.55%)/終値1,721円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。9月13日(金)に東証グロース市場からプライム市場への市場変更を発表すると、翌営業日の17日から上げ足を加速させ、12日から25日まで8連騰していた。そのため短期的な過熱感も警戒されていたなか、この日は利益確定の売りが優勢となった模様。 2位:YLT〈1773〉……前日比-3円(-3.26%)/終値89円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。 3位:協和キリン〈4151〉……前日比-81円(-3.01%)/終値2,612.5円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。前日の値下がり率1位の銘柄。米アムジェンと共同開発しているアトピー性皮膚炎などの治療薬候補「KHK4083」について、試験結果への物足りなさから失望売りが続いている模様。
THE GOLD ONLINE編集部(株式投資取材班)