山之内すず、芸能界のギャップと目標を語る「何者にでもなれる存在になりたいです」<ダウンタウンDX>
8月22日(木)放送の「ダウンタウンDX」(毎週木曜夜10:00-11:00日本テレビ系)は「テレビの裏側のぞき見 芸能界ロケ白書」がテーマ。品川祐、温水洋一、友近、中間淳太、上重聡、数原龍友、山之内すず、なすなかにしが登場する。 【写真】鮮やかなワンピースがかわいい、山之内すずの全身ショット WEBザテレビジョンでは、収録を終えた山之内すずに独占インタビューを実施。収録の感想や印象に残ったエピソード、今後の展望などについて話を聞いた。 ■浜田さんと話すと安心します ――収録を終えた率直な感想を教えてください。 「ダウンタウンDX」に出演させていただくときは、毎回すごく緊張するんです。でも、今回はリラックスして話せましたし、皆さんのトークやアドバイスから、学びが多い回でした。教わったロケのコツを、実践してみようと思います! ――浜田さんとの共演は緊張されますか? 緊張しないですね。むしろ誰と話すよりも安心します(笑)。分かりやすいフリをして下さるし、いつも優しい表情で話を聞いてくれる。あとは、やっぱり関西人としての憧れが強いので、強くツッコんでいただけるのが、とてもうれしいです。 ■ロケに挑むときは「ちゃんと気持ちを作る」 ――「芸能界ロケ白書」というテーマでしたが、共演されたゲストの皆さんのエピソードで印象に残ったお話はありますか? なすなかにしさんが書いているノートの記録には、圧巻でした。ロケ番組のオープニングって、いつもふわっと始まって、締まりがない感じで終わってしまうので、毎回迷うんです。でも、なすなかさんの話を聞いて「ちゃんと事前に決めたらいいんやな」って気づきがありました。あとは名産品や、ご当地にまつわるものも事細かく小さい文字で書いてあったので、とても勉強になりましたね。 ――山之内さんは、ロケの前に準備することは何かありますか? ちょっとした土地柄とかはもちろん調べます。あとは、人に声をかけるメンタルですかね…(笑)。人見知りやし、話しかけるのが得意ではないので、そのロケのテンションに一回メンタルを合わせないと私は頑張れないタイプなので…ちゃんと気持ちを作るっていう意味でも、私の中ではすごく大事なことだと思っています。 ■芸能界は「もっとキラキラしていると思った」 ――芸能界に入って良かった、反対にギャップを感じる瞬間はありますか? 工場見学みたいな「普段見られない裏側」を見させていただくことが、元から大好きなんです。なので、ロケを通して行ったことのない場所に行くことが、とても貴重な経験で楽しいです! ギャップを感じる瞬間でいうと、自分の私生活が普通すぎてびっくりします(笑)。仕事して、スーパーで買い物してご飯を作って、お酒飲みながらテレビを見て、寝る。芸能人ってもっとキラキラしているものだと思っていたので、こんなに普通の人間でも芸能界を楽しませていただけているのは、ありがたいですね。 ――芸能界でこの人みたいになりたい!と、憧れている人はいますか? いないです。元々、芸能界を目指していたわけでもないので、楽しいって思えることを全力でやれたらいいなっていうのを目標にしています。よく「山之内すずって何してる人?」なんて言われることもあるんですけど、今の状況が一番ハッピーなのかなってよく思うんです。ロケに行ってたまに演技もして、どこから出てきたか分からないけど、またこの子テレビ出てる! っていう存在というか。その時間が長く続けばうれしいなと思っていて、何者にでもなれる存在になりたいです。 ■仕事以外では「人に会わない」 ――リラックスするために編み物をすると仰っていましたが、普段は緊張しいタイプですか? だいぶ緊張しなくなってはきたのですが、私はトーク番組に苦手意識があるんです。「何か面白いことを話さなきゃ」っていう意識はあるけど、普通の日常を過ごしているから、思いつかないことも多々あって、よく緊張しちゃいますね。 ――日頃のメンタルケアは編み物以外に何かありますか? 人と会いすぎてキャパを超えてしまうと疲れてしまうタイプなので、仕事以外では人と会わないですね。プライベートでは一人でいる時間を大事にして、その分仕事でお会いした方と楽しい話をする、オンとオフの切り替えがケアになってるのかなと思います。あとはもくもくと大量の野菜を切ったりします! ■何者にでもなれる存在になりたい ――コメンテーターや女優など、活躍が目まぐるしいですが、一番やりがいを感じるジャンルは? 自分が力を入れていて、楽しくやらせてもらっているのはロケです。一回だけじゃなくて、またすぐに呼んでくれたときはすごくうれしくて、やりがいを感じています。 あとはたまにファンの皆さんからお手紙をいただいたりするんですけど、「この人生を終えてしまおうかと思ったときに、すずちゃんの笑顔を見て、もうちょっと頑張ってみようと思いました」っていう手紙の内容を見たときに、ちょっとしたことがきっかけで自分が人を救うこともあるんだなと感じて、私も救われたことがあります。 ――先日生誕祭の開催が発表されましたね。ファンの皆さんも喜んでいるかと思いますが、改めて山之内さんにとってファンってどんな存在ですか? 私の言葉が何千人、何万人に届くわけでもないし、アーティストさんとかみたいにすごくたくさんの人に何かを伝えられるわけではないけど、その分私はもっと近い距離でファンの方と今一緒に居られているなと感じます。友達みたいに日々の嫌なことや、うれしかったことを送ってくれる方が多くて、そうやって色んなことを分かち合いながら、皆さんのちょっとした心の支えになれたらなって思います。普段私が皆さんから元気をもらうことが多いので、生誕祭では恩返しをしたいです! ■見どころは「ゲストの人柄を知れると思う」 ――今回の放送の見どころと、視聴者へのメッセージをお願いします 日頃見ているテレビの裏側で、こんなことに苦労して、こんなことを考えながらやってるんだよっていうのがすごく伝わると思うので、ゲストの人柄を見られて面白いんじゃないかなと思います。何かしら皆さんの日常のヒントになることがあるんじゃないかなと思いますので、楽しく見ていただけたらと思います。