【NFL】レイブンズ戦のOTにおけるチャンス不足を嘆くベンガルズWRヒギンズ、チェイス
392パスヤードを記録したバロウは、キャリア初の5タッチダウンを達成した一方で、インターセプトは1回に抑えた。チェイスはキャッチ10回で193ヤード、タッチダウン2回を記録し、ヒギンズはキャッチ9回で83ヤード、タッチダウン2回をマークしている。
ベンガルズのヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーは保守的なアプローチについて弁明し、フィールドゴールレンジから外れる原因になりうるサックやホールディングのペナルティを避けようとしていたと説明。さらに、パスプレーを1回コールしたものの、バロウがランに変更したとつけ加えたテイラーHCはこう述べている。
「フィールドゴールレンジにいて、キッカーのことを信頼していたら、単純にそれだけのことだ」
マクファーソンを信じることは重要だが、マクファーソンが成功を収められるように最善の状況に置くために全力を尽くすことは、また別の話だ。
ベンガルズの失態が示しているように、長距離のフィールドゴールには――成功する可能性が高まっているとはいえ――リスクが伴うものだ。ベンガルズがあと20ヤード近づいていれば、スナップとホールドのミスは問題にならなかったかもしれない。勝負どころで長距離のフィールドゴールを狙うことは、危険な賭けだと言える。
日曜日に痛い目に遭ったベンガルズは1勝4敗となった。
バロウは「今の俺たちはチャンピオンシップレベルのチームじゃない」と語り、「そう思う。調子を取り戻して、シーズンを通して成長し、その境地に達することができると思いたいけど、今はそうじゃないし、もっと成長しなきゃいけない」と続けている。
日曜日の試合では、ベンガルズがAFCの強豪チームと互角に戦えることが示された。とはいえ、テイラーHC率いるチームは今すぐ、シーズン序盤の厳しい状況を打開しなければならない。1990年以降、1勝4敗でスタートした167チームのうち、プレーオフに進出したのはわずか11チームだけだ。