ハーランドは“ビッグマッチ”で活躍していない 元チェルシーMFが指摘する怪物ストライカーのネクストステップ
インテル戦では不発
マンチェスター・シティに加入後、公式戦104試合で99ゴールをマークしているFWアーリング・ハーランド。今シーズンもプレミアリーグ4試合で9ゴールと怪物ストライカーたる所以を見せつけている。 [動画]22-23シーズンのCL決勝カードが再び シティVSインテルのハイライト しかし、元チェルシーのMFジョン・オビ・ミケル氏はハーランドのビッグマッチでの存在感について、不発に終わったインテルとのCLリーグフェーズ第1節の後に『beIN Sports』にて語ったようだ。英『Daily Mail』が報じている。 ミケルはハーランドがビッグマッチで活躍したかどうかを尋ねられると、「今のところ、活躍していない。その点については同意できる」とコメントし、リオネル・メッシの名前を出しながら、次のように続けた。 「彼は本当にたくさんのゴールを決めてきた。でも、大事な試合で、日曜日のアーセナル戦で活躍してほしい。大事な試合で彼が主役になる姿を見たい。 1点でも2点でも、ハットトリックでも何でもいい。今シーズンは、彼のプレイ全体が昨シーズンよりもずっと良くなっていると思う。日曜日には、メッシがやっていたように、彼が大きな試合で活躍するのを見たい」 「ここで言いたいのは、選手はビッグマッチでどんな活躍をするかで評価されるということだ。昨季のシティのビッグマッチで、彼は活躍できなかった。確かに彼は機械のようで、ゴールを決め、自分の仕事は完璧だ。誰もがそう主張するだろう。しかし、私たちはビッグマッチでそれ以上の活躍を見たいと思っている。そして、今シーズンはそれを期待できるはずだ」 ビッグマッチでの存在感を指摘されたハーランド。例え大一番で結果を残せなくても、ハーランドがピッチにいるというだけでも相手にとっては脅威となっており、世界最高のストライカーの1人であることは皆が知っているが、次のステップに行くためには決勝戦や絶対に負けられない大一番でのチームを救うゴールや活躍をコンスタントに残せることが大事だとミケル氏は考えているようだ。 同氏は今シーズンのハーランドのパフォーマンスであれば、重要な一戦でも得点を決められる選手になれるはずだと期待しているが、週末のビッグマッチでプレミア屈指の堅守を誇るアーセナルからゴールを奪うことはできるのか。
構成/ザ・ワールド編集部