本拠地・オリオールズ戦に「1番・DH」で出場…今季4度目＆通算10度目の先頭打者弾

42号を放ったドジャース・大谷翔平【写真：松本洸】

【MLB】ドジャース ー オリオールズ（日本時間29日・ロサンゼルス） 　ドジャースの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、本拠地でのオリオールズ戦に「1番・指名打者」で出場。初回の第1打席で3試合ぶりとなる42号本塁打を放った。先頭打者弾は今季4本目、通算10本目。シーズン51発ペースとなっている。 【実際の映像】体勢崩されているのに…被弾右腕もうつむく、大谷翔平の衝撃42号 　豪快アーチに本拠地がどよめいた。初回にいきなり出た42号。右腕コービン・バーンズがカウント1-2から投じた87.4マイル（約141キロ）のスライダーに体勢を崩されながら右翼席に運んだ。打球速度102.2マイル（約164.6キロ）、飛距離391フィート（約119.2メートル）、角度33度の一発だった。 　この日は今季2度目となる大谷のボブルヘッドデー。大谷と愛犬「デコピン」のボブルヘッド（首振り人形）が先着4万人に配布されるため、通常より2時間も開門が早まった。試合開始直前にはデコピンが始球式を務め、大谷が捕手役。愛犬がボールを咥えて直線に大谷に駆け寄る光景に場内は大拍手だった。 　そして、試合でもいきなり“主役”となった。これでマルセル・オズナ外野手（ブレーブス）に5本差。ナ・リーグの本塁打王争いで独走態勢を築いている。 　23日（同24日）のレイズ戦では9回2死満塁でキャリア初となるサヨナラ本塁打を放ち、6人目の「40本塁打＆40盗塁」に史上最速の出場126試合目で到達した。8月の成績は試合前時点で打率.227（97打数22安打）、9本塁打、18打点、OPS.840。月間本塁打はこれで10本となった。史上初の「45-45」どころか「50-50」も現実味を帯びている。