阪神・岡田監督 サヨナラ勝ちにも苦言「何十回、言うてんの今年」「おかしなるんよ」初球痛打されたバッテリーに【一問一答】
「阪神4-3広島」(14日、甲子園球場) 阪神は劇的なサヨナラ勝ちで今季最多の貯金「9」とした。ただ岡田彰布監督はテレビインタビュー後におかんむり。初球を痛打されたバッテリーに「何十回言うてんの、今年。なあ。勝つからおかしくなるんよ、こんな展開で」と苦言を呈した。 【写真】六回、二塁牽制時の微妙な判定 ベースに手が届いていないような 以下、岡田監督との一問一答。 -3点差からの逆転勝利 「いやいや、そら大きいですね」 -チャンスで凡退していた中野が決めた。 「ちょっとね、きょうも1、2番がね、なかなか機能しなかったんだけど。最後はもう打つしかないでしょ。あっこはね」 -7回、9回とポイントはあったと思うが、振り返って大きなポイントはどこに。 「やっぱ7回ね。1ー0でいってたら、才木は代えなかったんだけど。ちょっと、ふがいないね。あっこは。あっこはバッテリーミスですよね。だから、2点ね。2点であそこまでいったんでね。2点だけどね、3点目はね。やっぱり。まあでもね、向こうの後ろのピッチャーがね、そんな良くなかったから、ピッチャー代えてくれたんでね、それでチャンスあったかも分からないですね」 -才木にとっては小園のタイムリーは悔やまれる。 「いやいや、初球ばっかりでしょ、秋山もね」 -七回の攻撃。打席の中での粘り、見極めが効いた。 「うーん、まあね、デッドボールは痛いけど、結局あれがね、フォアボールと一緒だけどね、それが点につながったんじゃないかな」 -原口は14試合ぶりの出場でさすがの勝負強さ。 「いやいや、昨日も最後いこうと思ってたんですけどね、木浪がゲッツーなったんでね、ちょっとやっぱりキャッチャー2人になったんでね、ちょっと遠ざかってたんで、目慣らしも含めてね、昨日も(代打で)行こかなと思って、それでね、今日はあそこはもう原口行くつもりだったけどね。梅野が倒れたら、もう先に行くつもりやったですけどね」 -中継ぎは8回岩崎、9回ゲラが粘りもありながら抑えた。 「まあそらピンチあるけど、とにかく0点に抑えることがね、この時期は一番なんで、まあ粘り強く投げましたけどね」 -富田がいい働き 「いやいや本当ね、おーん。だから、リードされた時は富田か島本ね、左ではいてるんですけど、富田は本当ね、防御率見ても0点台でずーっといい仕事してますよね」 -踏ん張ってくれるのはチームとして大きい。 「いやいや、もうやれないような展開なんでね、いつも点をね。ほんと助かってますよね。はい」 -優勝から一年。逆転勝ちで甲子園での連戦はあと2試合。 「いやいや、今日はちょっと勝たせてもらったような展開だけど、ここはもう勝ち負けなんで。反省しないといけない点はいっぱいあるけど、そういうのをなくしていければもうちょっと楽にいけるかなと思ってますけどね」 (ペン取材へ移り) -初球をポンポンと打たれるのは良くない。 「良くないっていうか、何十回言うてんの、今年。なあ。勝つからおかしなるんよ、こんな展開で」