50代「喪服」は買い替える?それともレンタル?多くの服を手放したことで出した答え
喪服をもつ基準は「私にプラスになるかどうか」
喪服をもっていて「プラスになるかどうか」。50代半ばで、私が喪服を買い替える前に自分に確認したことは以下です。 ・身体が入るなら、古い喪服のままでいくほうがお金がかからない? ・年齢と体型にふさわしいデザインのものに買い替えるほうが心身ともにラク? 多少サイズが合わなかったり古かったりという喪服でも、すでにあるのなら、我慢して着るほうがお金を使わなくてすみます。もし、レンタルなら着たあとの手入れも不要でラクです。でも、私の答えは、古い礼服を処分し、今の自分がゆったり着られる喪服に買い替えておくほうがプラスになると思ったのです。 そのほうが、お通夜や葬儀などの急な場面でも、その後の法事でも、すっと着て出かけられると思いました。スマホひとつあればなんでもできる時代ですが、より私自身がラクな方を取ったのです。
喪服をもっていることで得られたメリット
今の自分にちょうどいい喪服を持っていて、なにがプラスだったかを紹介します。
●もっていると、便利だった
レンタルせずにすむので便利です。不幸は突然のこと。あわただしいとき選んだり借りたり返したりする手間をかけなくてすんだと思っています。
●もっていると、安心できた
「久しぶりに着てみたら入らなかった!」ということがないのは安心です。着て行く場所にちょうどいい、年齢にふさわしい喪服だと思える安心感もありました。 買い替えた喪服は8万円ほどで、私にとっては高価な買い物でした。買い替えてから今までで、5回(お通夜と告別式とをそれぞれでカウントするなら7回)着ましたが、これがレンタルに比べておトクだったかどうかはわかりません。 ちなみに、女性用の喪服のレンタル料は2泊3日で5000円台からあるそうです。こう比べてみるとレンタルの方がおトクかもしれませんが、私の場合は喪服をもっていてよかったと思っています。体型さえ変わらなければ、あと10年くらいは着られるかもしれません。 喪服に限らず、これからさらに年齢を重ねていけば、どなたも服のもつ基準が変わってきます。自分がどんな服をもっているか把握できている人でも、見直しどきは来るものです。そのときが来たら、この服をもっていることで私にどんなメリットがあるかを考えながら、持つ基準をつくってみませんか?
原田さよ