道の駅なみえに「日本酒ソムリエAI」設置 AIが自分好みの日本酒を提案 お土産選びにも 福島県浪江町
福島県浪江町の道の駅なみえ内にある「Sake Kura ゆい」に、日本酒選びを手助けする機器「日本酒ソムリエAI」が設置された。町内の鈴木酒造店の約100銘柄(季節限定含む)に対応し、好みの味などを答えると、人工知能(AI)を駆使して最適な商品を紹介する。 店内に置いてあるタブレットを操作し、酒を飲んでなりたい気分や、好きな味わいなど選ぶと、好みに合った日本酒を提案してくれる仕組み。日本酒を飲み慣れていない人が好きな酒を探し出せるほか、お土産などで商品を選ぶ際にも役立つ。道の駅に同様の機器が取り入れられるのは全国的にも珍しいという。 紹介された商品の一部は、500円で日本酒が飲み比べできる「ワンコイン試飲」でその場でも味わえる。店長の鈴木淳子さんは「多くの人に機器を活用してほしい。日本酒を楽しんでもらい、さらに好きになってほしい」と呼びかけている。 (相双版)