年末から相次ぐサイバー攻撃、NTTドコモにも
NTTドコモは2日、通販サイトの検索機能やポータルサイト「goo」などの一部サービスが、一時的に利用しづらくなったと発表した。大量にデータを送りつける「DDoS(ディードス)攻撃」というサイバー攻撃を受けたためだとしている。
不具合は2日午前5時半頃から生じ、動画配信サービス「レミノ」や「OCN」などの一部機能も利用しづらくなった。午後4時過ぎにおおむね復旧した。スマートフォンの「d払い」やクレジットカード「dカード」などの決済機能には、影響はなかったとしている。
国内では昨年末から、航空や金融といった重要インフラを狙ったサイバー攻撃が相次いでいる。日本航空はサイバー攻撃を受けて国内・国際線に欠航や遅れが生じ、三菱UFJ銀行やみずほ銀行、りそな銀行ではインターネットバンキングなどにつながりにくくなった。