試合前、メンバー交換を終えた新庄剛志監督（カメラ・越川　亘）

◆パ・リーグ　日本ハム５―４オリックス（２１日・エスコンフィールド） 　日本ハムが３点差を逆転して連敗を止めた。新庄剛志監督は試合後「この２年間（選手が）成長してきて、誰がどの打順に入っても結果を出す。選手がすごいとしか言いようがない、本当に」とナインに拍手した。 　前夜に自身のインスタグラムでスタメン予告をしていた１番・中島卓也、５番・水谷瞬はともに序盤３回までに適時打を含む２安打１打点と躍動。「こんだけ（起用が）当たってたら、もう俺の力じゃないです」と賛辞をおくった。 　ＳＮＳでスタメン予告を行った意図については「準備をさせることが僕の中では大事。前の日の夜に本人にＤＭ（ダイレクトメッセージ）で伝えて、そうすることによって投手のクセとかいろいろ研究する」と説明。相手先発・エスピノーザに対し、中島卓と水谷の特長を理解した上で「バットの軌道とか合いそうな感じがあった。それで行こうと（決めた）」と話した。 　躍進を続けるチームは貯金６で２位。球宴ファン投票の中間発表では６選手が１位に名を連ね「（結果は）見てました！まあ僕が毎日５万枚くらい書いてるから。ハハハハ。右手けんしょう炎になるぐらい」と愛のあふれるジョークをまじえて喜んでいた。