「やっぱり地元記念で優勝したい」地元の絶対エース吉田拓矢が意気込み!準決12Rは眞杉匠の番手/取手競輪G3
取手競輪「開設74周年記念・水戸黄門賞(G3)」は28日、2日目を終えた。3日目の12R準決勝を走る吉田拓矢(29歳・茨城=107期)に話を聞いた。 二次予選は山口多聞を目標においた。その山口が強引に捲り切ると余裕を持って直線一気。格上らしい立ち回りできっちり一勝を掴み獲った。 「大川さんが離れて詰める勢いで多聞もキツかったと思うけど、越えて垂れることなく踏んでくれていた。本当に多聞が強かったです。気持ちのこもった良いレースをしてくれました」と後輩を絶賛。後ろを固めていた芦澤辰弘まで続くライン独占劇は美しかった。 自身も「初日より二走目の方が軽く感じて良かった。人の後ろだけど悪くないと思います」と手応えを掴んでいる。 準決は眞杉匠の後ろとなった。 「平常心で走っているけど、やっぱり地元記念で優勝はしたい」と意気込む。 まずは準決。勢いを付けて決勝に乗り込む。(アオケイ・石濱記者)