大阪の先輩“西村優菜”が憧れ 18歳・村田歩香「いっしょの組で回るのが夢」
◇国内女子◇ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 初日(30日)◇GOLF5カントリーみずなみC(岐阜)◇6559yd(パー72) 【画像】「フジサンケイクラシック」河本力 雨でも関係ない! 18歳の村田歩香が無傷の5バーディ「67」でプレー。自身初の首位発進を決め「ショットの距離感が良かった。アプローチになってでも良いから手前から攻めることを意識したら、ピンについてくれた」とあどけない笑顔を見せた。 インからスタートすると、出だし10番(パー5)は75ydから左1.5mにつけてバーディ発進。14番は160ydから6Iで30cmに、16番(パー5)は70ydから52度で手前1.5mにつけてバーディを奪った。 ここまでのレギュラーツアーは全3試合で予選落ち。「全然ダメ。自分が思うプレーができなかった」。前週のホステス大会「ニトリレディス」(北海道・桂GC)も「緊張していてリズムが速くなってしまった」と悔しい思いで岐阜に乗り込んできた。
大阪生まれのルーキーにとって、憧れの存在が同郷で6歳上の西村優菜だ。「プレースタイルも体型もそんなに変わらない。憧れます。ずっと見てきました。ショットの安定性がすごい。いっしょの組で回るのが夢です」と目を輝かせる。 同じ中島敏雅コーチから指導を受けており、身長も150cmと共通点が多い。「今年はルーキーイヤーなのでとにかく経験。1試合1試合大事に経験を積む」。自身も先輩の後を追うべく、日本ツアーで活躍し、海外ツアー進出のルートを思い描いている。 「まさかこんな位置と思ってなかったので、ここまで来たら優勝目指して頑張りたい。力みすぎず楽しくきょうみたいなプレーができたら良い」と2日目に向けて気持ちを切り替えた。(岐阜県瑞浪市/玉木充)