「ナメたナットが簡単に外せた」「コスパめっちゃいい」固着している場合にもOK!どうにも外せないナット問題を一発で解決するツール
角が丸くなってしまい、レンチなどでは外せなくなったナメたナット。この問題を解決してくれるツールが存在するのをご存知だろうか? アマゾンなどでも簡単に入手可能なので、困っている人は是非、参考にしてみてほしい。クルマのメンテナンスなどを自分でこなす人にとっては必須のアイテムだ。 【写真】「うおおッ!すっげぇ…」ナメてしまったナットが外れた…!
ナメたナットを切って外すツール
角をナメてしまったナットは、外れたとしても再利用することは難しい。であれば、壊してして外す、という選択肢もある。それを可能とするツールが「ナットブレーカー」だ。ナットを緩めるのではなく、割って外すという発想だ。 クルマのマフラー回りのように熱や水分にさらされる箇所にあるナットはサビやすく、固着したり角が崩れがちで、どんなに頑張っても外れないことがよくある。そんなサビ付いたナットもこれを使えば簡単に取り除くことができる。
使い方「ボルトまで達しないよう注意しながら…」
ナットブレーカーの使い方は簡単だ。まず、丸い輪の部分をナットにはめて、本体後端のボルトを締め込んで、割刃の先をナットの平面部に密着させる。 手をはなしても倒れない程度に締め込んだら、側面にモンキーレンチをはめてしっかりと支える。 後は本体がねじれないようしっかり支えながら、本体後端のボルトを締め込むだけ。割刃がナットに食い込んでいって内周のねじ山面まで達すると「バキッ」という音と共に、ナットが真っ二つに割れる。 割ったナットは全体に歪みを生じているため、素直には回らない。このためプライヤーで摘まんで回し取る。もちろん、ナットの再使用は不可だ。 いかがだろうか? ナメたり固着してしまったりして、外すのをあきらめていたようなナットも、このツールがあれば確実に外すことができるだろう。注意点は、ボルトを傷つけないよう慎重に作業すること。記事を参考にして、是非、チャレンジしてみてほしい。 【TOP工業 ナットブレーカー】 どうしても緩めることができないナットに対する最後手段、ナットをかち割るツールで、丸い輪の部分をはめて末端ボルトを締め込むだけと使い方は簡単。ただし、ステンレスや熱処理品、傘付のナットには使えない。